2017年 夏

梅雨に入って一週間強!まだ本格的な梅雨とは言えない感じですが、湿気も少なく、雨模様と言ってもそうでは無い、全体には爽やかです。このくらいの気温と湿度なら、過ごしやすく体調も良いですね。

◆気温の差のある事を忘れずに◆
六月末から七月初旬くらいまでは、夜間寝るまでは「暑いなあ」と思っても明け方は冷えぎみになり、寝ごこちは良い方なので、寒さを感じながらもそのままで寝ていて「風邪」を引きやすくなります(冷えの邪気)。また、神経痛や関節痛なども湿気(湿気の邪気)が、有害な症状を起こさせあちこちの痛みを感じさせます。

◆うっとおしいと気持ちも萎えます◆
七月中旬以降は、梅雨も本格化して気持ちまでがうっとおしくなります。結果、心の充実度も低下しがちになり、いつの間にか「やる気」が落ちたり、仕事への意欲も落ちてしまう方が多くなるようです。これも「邪気」の身体への進入によるもので、気持ちの充実を快復をさせる必要があるでしょう。

◆梅雨本番の対策は?◆
梅雨は自然の気の移り変わりの間に巡って来るものなので避けようがありません。わが国は四季がはっきりしているため、季節の変わり目には必ずこういう時期が巡って来ます。中でも、六月から七月半ば過ぎまでの期間が一番長く、うっとおしい日が続きます。東洋医学では、季節ごとに巡って来る「気」の変化に対応できず、気の力(免疫力)が低下し、身体に湿の邪・冷邪・暑邪・心を乱す邪気などが進入すると、体に様々な症状を起こさせます。気が充実していれば、これらの邪気を追い払えますが、力負けしてしまう方々が多いようです。それらの快復策はいろいろあるでしょうが、飲食物での策は長く続けない方が良いようです。本院の「気の調整」なら自然の状態で元の体に戻れます。