長く不順だった暑い夏が遠ざかり、十月を迎え、ようやく秋らしさを実感できる様になりました。
◆爽やかな秋の気を感じましょう◆
突然の豪雨、湿度の高かった夏でしたが、九月末になって、そのうっとおしさから開放され、身体は秋の訪れと共に自然に動きたくなる様であれば、健康体と言えます。まだ、夏の蒸し暑さの影響から抜け出せないでいて、体が重い、食欲が湧いてこない、なんとなく寒さを感じて動き出す気持ちになれないなどと言う方はいわゆる「夏バテ」と言われる状態です。
◆自然の秋の気と仲良しになりましょう◆
厳しかった夏の気に負けた身体を正常な状態に戻し、自然の気と調和して楽しく過ごすには、日常生活の中に、ちょっとした軽い運動を取り入れるのはいかがでしょう？夏は何もしなくても汗が出て来るくらいでしたから、運動はなかなかやる気になれません。自然涼しい室内で過ごしていると、体は意識しないで筋力は落ち、運動範囲が狭くなっています。慌てて筋力アップを目指して運動を始めても、それまでの筋力に快復させるには厳しい状況です。
◆楽しくいつの間にか筋力を戻すには◆
手足の関節で働く筋肉は運動が足りないと真っ先に力が落ちて運動範囲が狭くなります。
まず、外出の時はなるべく歩く事を心がけてみましょう。それも、やや早歩きで歩く！
連続だと疲れるので、三・四分早く歩いたら、三・四分ゆっくり歩きます。その繰り返しで心臓の働きを少しずつ強化します。駅や事務所なども階段を使って移動します。
☆エスカーレーターは避けましょう。時間のある時は、朝晩の散歩にこの歩き方を取り入れていただき、ゆっくり歩く時に秋の自然の営みを実感されるのも良いでしょう。