寒い、寒いと1月半ば頃より3月肇までは、何時までこの寒さが続句のかと思っていたらここ数日は初春の時期を通り越し、春爛漫の装いの感じさえ私たちに見せてくれる陽気になっています。でも本当の春と違うのは、朝晩の肌寒さのある事です。ここをうっかりして「このくらいの寒さなら我慢できると勘違いすると、「風邪の邪気に犯される場合があります。この時期の油断はほぼこの様な状況からの風邪」の影響による症状で来院される方が増えております。しかし、一般的にははり治療では治らないと思われている様で、「ときどき『風邪気味なので行かれません』」との連絡をもらう事があります。それは治療の仕方の違いによるもので「気の調整」のはり治療なら少々の体温の上がっている場合でも体を動かせる状態であるなら心配なく治療を受けられます。
また、今最高に影響を受けている「花粉症による鼻水、鼻つまり、眼の痒み、結膜炎」なども気を調整し、疾患部の熱を排除する治療を行えば楽にもなります。季節に入ってから治療を始めても悪くはありませんが、予防のため数ヶ月前から気を調整しておくと春本番になっても症状は軽く済むか、出ない方もおります。炎症止めの薬物の飲料で症状があっと言う間に軽くなる場合もありますが、それは治ったものではなく押さえているにすぎない場合もかなりあるようです。気の調整は免疫力の向上に追随して体の力を高める特徴があります。継続治療の必要性があるわけです。