2018年 春

急に訪れた春と感じている内に、初夏を思わせる気温となっている四月初旬!
季節の移り変わりが判りませんね。

◆春から初夏に向けては◆
春分までは冬がいすわっていて、三寒四温で春へ移って行くことも無く、春分後は一気に初夏の様な、体にはきつい、それも雨が少なく、乾燥した日が続きました。まず、朝夕と昼間との気温差に体は驚いていませんか?気温の変化が気になるのは身体が驚いている証拠です。そんな時は、一日の内、夕方に向かっては、衣服の調節を意識して行ないたいですね。

◆こんな時期の疾患は…◆
今年は、花粉による症状が強く出ているとおっしゃられる方が多い様です。気温の変化が大きいからですね。他に、慢性疾患などの悪化も見られます。気温が高ければ花粉の飛散量も多くなり、一方では体の下半身が冷やされやすく、自然にある、下半身の熱が上に上がってしまい、頸から上に滞りやすくなって、鼻や眼・口の粘膜に炎症として出て、眼の痒み・くしゃみ・鼻水・酷い方は喉の痛みや頭痛も出やすくなります。こまめに顔を流水で洗うのがとりあえずの処置として良いでしょうね。花粉を流し、冷やす効果にもなります。

◆下部は冷やされやすい事を肝に◆
明け方に足部が冷やされているのにきずかず寝ていて、そのため頸や肩が暑く感じられて無意識に冷やしている場合があります。そんな日の目覚めはすっきりせず元気が出ません。
これは「気の流れ」が身体の内部に滞っているためです。暖かい物を飲食して、通学や通勤に供えましょう。初夏から梅雨季の始まりに向けて徐々に変わって行くと良いのですが最近は、そうも行きませんね。予防に心がけたいのは「気の調整」ですね。体の中から力が湧いて来る感じになります。