暖冬予想の出ている今年の冬、一方で大雪の日も有りそうとも言われています。言い換えれば寒暖の差が大きいと言う事にもなり、春までをどのように過ごすか思案のしどころです。
◆気温の変化に対応して行く工夫は◆
各季節の変わり目には、自然の気の動きと身体内の気の流れとの調和が崩れやすくなります。
それには身体の気の充実を図っておく事がまず第一とお考え下さると良いのですが…。
その方法として、飲食物の取り方を自然の気の働きに合った物を取る事が良いと思います。
最近は室内は温かく、食べ物は冷たい物を気にする事無く飲食している様です。
例えば、アイスクリームや夕食時に果物を取るなどは胃を冷やし、消化を遅らせます。それは、胃の部分はだいたい四十度くらいの温度があり、アイスクリームなどの冷え物の影響で温度が下げられ通常に戻るには時間がかかるのです。
◆内臓の冷えは体力を落とします◆
内臓の冷えは身体全体の気の流れを滞らせ、体表表面を乾燥させ冷えやすくもさせます。皮膚の乾燥は自然界の雑菌への守りが弱くなり、皮膚炎やしもやけなどを起こします。この様な局所的な症状ならその部を処治するだけで一時的には収まりますが、ぶり返す事もありますと共に次の新たな疾患や慢性症が発生する事もあります。
◆自然の気の流れに合わせるのは◆
身体内の気は自然の気の動きに調和して働いています。それに逆行する様な飲食物の取り方や生活リズムの乱れは気の流れにも影響して自然の気の動きとの不調和を引き起こします。そして風邪を引きやすくなったり、手足の冷え、寝つきの悪さなどを自覚する様になります。筋肉を動かしエネルギーの活性化それに加え気の調整もどうでしょう。