2019年 秋

秋本番はいつ?
立秋を過ぎ秋めいた日が幾日か続いたかと思ったものの、台風の近づくごとに夏が戻ってきた感じです。

おちつかない自然の気の巡りは
暑い夏をなんとか乗り越えた身体は、秋の気の巡りを待っていますが、夏の延長を思わせる今年の初秋は、身体の働きもおちつく所が見つからない様です。来院される方々の体も夏を越えた疲労から慢性疾患のぶり返しと思われるものが多い様です。人体は自然の気の動きと調和している時が最も健康で暮らせるのです。

現代病はみな気の不調和から来ています2013autumn
来院される多くが下半身の不調を訴えています。現代病名で言えば、坐骨神経痛、膝関節痛、その他足底痛、筋肉の痙攣。婦人科系の生理痛、生理不順、子宮筋腫など。消化器系なら過敏性腸症候群(そこまでは行かないにしても下痢や便秘を繰り返す)、自立神経系では、睡眠障害、食欲不振、疲れやすく仕事に集中できないなど。また、小学生や中学生の皆さんも気の働きに影響を受けながら生活していますので大人と同様調和の図れない方も少なくありません。特に受験を控えたお子さんは神経の緊張は言うまでもなく強いものがあるでしょう。少しでもその緊張を自分で意識する事無くほぐせたら嬉しいですよね。

当院の治療は東洋医術の特徴を生かしています
現代医学は各科ごとに分割されていてそれぞれの分野では目覚しく発達しています。東洋医術はそれとは反対に総括的に人体を診察して治療します。それが、気の働きを強化し、病気を治す力に変わって行くのです。