治療したあくる日に楽なのはなぜ?

手 手指 膝 足指関節痛があくる日になって楽になりました。

診療日記20
 (8月13日更新)
 「治療したあくる日に楽なのはなぜ?」
 手 手指 膝 足指の関節痛があくる日になって楽になりました。 とおっしゃる42歳の女性。 この方は、リウマチ様の症状で来院しています。検査では異常は出ていませんが症状はリウマチに類似のものなので暫く経過観察をしましょう との診断です。
 数カ所の関節痛で辛そうなので速く楽にしてあげたいと思い、タクサンの刺鍼、深めの刺鍼を行ないがちです。しかし、こういう症状には刺激的な治療では、直後は非常に楽になりますが数時間後もしくはあくる日になって痛みが強く戻って来る事があります。
 気の調整はそうならないよう、刺さらない鍼を使って反応の出ている穴を捕らえて調整をしています。その結果快復力が高まるまで症状の改善が遅々としたもののようですが、あくる日くらいになって「楽になった」と感じられる方も多く観られます。
 これが気の調整の本来の姿です。