鍼ってな~に?

リウマチ様症状で継続治療をされている方が「鍼ってな~に」と言われました。

診療日記 31
 (10月25日 更新)
 「鍼ってな~に?」
 リウマチ様症状で継続治療をされている方が「鍼ってな~
に?」と言われました。
 当院の鍼治療は「気の調整」であることはご承知のこと。
 話の始まりが「先生は何種類も鍼を使うのですか?」からでした。
「私は主に、2種類の鍼を使っています。 治療を受けられる方の体質や体力、病症などを、考慮して組み合わせは変えます」と説明しました。
 常には鍼の材質の違う物と、太さの多少違う物を使っています。 そして、用途によって使い分けています。
 その後に前の「鍼ってな~に」となった訳で、私は「気を調整するための『道具』です」と申しました。
 鍼治療は、元々細い鍼を使って気を調整するものだったのが、現代医学の考え方に合わせる意味から「刺激」の「道具」として扱われるようになってしまったのです。