2011年 春

今年の春はなかなか巡って来ない感じです。彼岸に入っても真冬並みの気温の日もあったり、急に四月、五月の暖かさになったりと変動も大きいです。
春が遠い様に思える今年、しかし花粉症の方は苦しめられている様です。三月は杉花粉、四月半ば近くからは、檜花粉が飛散の最盛期!予防と工夫で乗り切りたいものです。

◆飛散の多い日とは◆
(1)最高気温が高めの日
(2)雨上がりの翌日で天気が良い日
(3)風が強く晴天で乾燥した日、
特に春一番の様な気温が高く、暖かな南風の吹く日は多く飛散するとか。要注意だそうです。花粉症の有病率は昭和五十八年の調査から十パーセント位であったのが、平成八年には十九・四パーセント、平成十八年には二十八・二パーセント(三・五人に一人)が杉花粉症であると推定されるとの事。(島所部を除く)

◆予防対策は◆
花粉シーズンの生活の心得は:まずは、症状を悪化させない生活の心得を身に付けましょう。
(1)風邪を引かない事:花粉の飛散シーズンに風邪を引くと、粘膜の上皮が弱くなり花粉症の症状が酷くなる事があります。
(2)お酒を飲み過ぎない事:鼻詰まりを悪化させる可能性があります。
(3)煙草も控え目に:煙草も粘膜を傷つけます。
他に寝不足、過労にも注意し規則正しい生活を心がけましょう。

また、この時期はノロウイルスによる食中毒にもご注意下さい。うがい、手洗いそして、気を充実させる「体の調整」もお忘れなき様…。