2011年 冬

十一月半ばを迎えて、ようやく冬らしい日が巡ってきた今年の初冬。それでもまだ、天気の良い昼間は、秋本番の日があり、秋を満喫できるのは嬉しい所です。

◆冷えに慣れるまで注意しましょう◆
厳しい暑さから、暖かな秋と体はゆったりと送ってきています。気温の温さに体は慣れていて、皮膚のきめが粗くなっています。暑さから身を守るために汗を出しやすくしていた状態が残っています。そこへ、朝晩の急激な冷えにさらされると体内までが冷やされてしまい、それによる消化器症状(下痢・便秘・消化不良)などに、り患しやすくなる様です。また、神経痛・関節疾患の慢性化したものが悪化しがちになります。

◆これからの予防は◆
初冬の時は、朝晩の冷えに注意しましょう。寝る時は暑いくらいでも明け方の急な冷えで、風邪を引きやすくなるので、予備に一枚掛ける物を用意して就寝すると良いでしょう。お子さんには特に気を使って上げましょう。
飲食物もこの時期でも冷たい物が、口当たり良くつい取り過ぎてしまいます。もう、暖かい物に切り替えて行くのが良いのでは?

◆冬本番への対策は◆
十二月半ばになると、本格的な寒さとなり、昼間も冷えが身にしみる様な日もあります。これまでは、乗り物の中、建物の中は、暖房がしっかりきいている事から、かなりの薄着でも過ごせ、 外との温度差に注意が必要でしたが、この冬は、節電の事も考慮して暖房は低めになるでしょう。それでも外部との温度差はあるので、外出時には一枚脱ぎ着が簡単にできる物を用意するのは どうでしょう?また、空気の乾燥には、水分の補給と嗽と手洗いの習慣があると良いでしょう。