2012年 秋

彼岸を境に猛暑が控え目になったとは言え、昼間は十月前半になっても、三十度を越える日が巡ってきます。朝夕と昼との寒暖の差は、身体にいろいろな影響を与える様です。

◆夏の疲労は今頃になって出ます◆
猛暑を耐え忍んだ身体は、秋の気配を感じると、人間の心と同様にほっとして、緩んで防衛作用が低下します。一番目立つのは「皮膚」です。皮膚のきめが粗くなったままでいるからです。夏は体内の熱を汗で発散させるために、皮膚のきめは粗くなっています。(それが自然なのですが)秋を感じたら皮膚のきめは細かくなります。冷えから身体を守る様に働くのがこれも自然なのです。しかし、今年は自然の状態とは違うようです。それは、クーラーの使用が減ったのに、まだ暑い日がある事から、皮膚の閉まりかげんが少ない様です。そのため、朝夕の冷気に負けて風邪を引いたり、消化器を壊したりする方が増えています。

◆秋のアレルギーと食生活には気をつけましょう◆
今は何にでも「アレルギー反応」を起こすようです。食べ物、花粉、ダニなどいろいろ!なぜ、こんなにアレルギーが増えてしまったのでしょう?季節に合った日常生活や、食物の摂取の改善を考えるのもいかがでしょう?最も大事な事は、現代はなかなか難しい事ですが、いろいろできそうな「秋の夜長」の時間をしっかり管理しましょう。旬の味覚は最適。秋は果物が抱負で美味しい!夕食以後は、避けた方が良いでしょう。

秋を満喫するために、自然の働きと身体とを馴染ませましょう。